ようこそ「Why We Study」へ。
皆さんは、勉強をしているときに、ふと次のような疑問を思い浮かべたことはありませんか?
「どうして勉強しないといけないの?」
自分も家庭教師や塾講師をしていたときに、同じ質問を何度も受けました。
- 学校の勉強は何の役に立つの?
- 生活するには四則演算だけで問題ないのに、なんで証明問題まで解かないといけないの?
- 受験のためのだけの勉強に意味はあるの?
- 社会人になっても、身につけた知識は使うの?
なぜ、このような疑問が生じるかというと、全て「なんのために勉強するのかが分からない」状態になっているからです。
例えると、意味もわからず筋トレを続けているようなものですね。
筋トレ自体が目的に直結する場合(例:ボディービルダーになりたい、理想の体を手に入れたいなど)は、モチベーションを維持して筋トレができるでしょう。
けれども、筋トレ自体が目的じゃない場合の方が実は多いですよね。それは「健康になりたい」だったり、「スポーツで活かしたい」だったり、「痩せてスタイルのいい服を着たい」だったり。
つまり、
「筋トレをする」→「筋肉がつく」→「スポーツで活躍できる」
という流れで、筋肉が付いた結果の先の効果を期待しているわけです。
陸上選手が上腕三頭筋がムキムキになっても、100m走のタイムが落ちたら、それは意味がないトレーニングになってしまいます。勉強も同様なんです。
意味もわからず取り入れるだけの知識、丸暗記する公式、一般的に正解だと思われる回答を導き出すだけの読解など。得た知識がその先にどうやって繋がるのか、なんの役に立つのかが分からない状態で学び続けるのは、はっきり言って苦行だと思います。
そして何より、どうせやらなければならないものであるならば、それを最大限活かすほうが遥かに建設的です。では、勉強する意味は何処にあるのでしょうか?
「勉強をする」→「知識が身につく」→「???」
このブログでは、皆さんの「???」の部分が埋まるように、実際に自分が社会人になって役に立ったと感じる学校時代の知識だったり、勉強方法、思考の仕方などを発信していければいいなと考えています。
少しでも皆さんの勉強のモチベーションになれば幸いです。